あと数日で2020年が終わろうとしている。
コロスケ禍が1月末に発生してからというもの生活様式が大きく変わり世の中がどう動いていくのか静観している企業が多かったように思います。
自由に移動ができないため設備投資、海外進出など泣く泣く延期や中止になったことでしょう。
ですが、多少なりとも勝ち組企業もあることは事実。
新しい時代に必要なものは必ずあるので未来に先駆けてチャレンジすることを止めてはならないと思うのです。
以前20代のベンチャー企業を率いる若者と会う機会があったのですが、彼らは新卒でいわゆる大企業、老舗企業に就職をしたけれど出る杭は打たれてしまう風潮が嫌で飛び出したということでした。せっかく夢を持って憧れの企業に就職したものの彼らのネットワークの中で満場一致の答えが老舗の企業ほど保守的で新しいことにチャレンジできない傾向があるとの結論。
デジタル、A Iなど中国や他国にこれだけ遅れをとっているにもかかわらずまだそんなものかと残念に思うのです。
優秀な人材が早期で去っていってしまっては企業の成長は見込めないですよね…。
実際にクラウドファンディングやYouTube、SNSなどを巧みに操れる人材がこのコロスケ禍などどこ吹く風と大活躍しています。
これからますますネット社会に進むことは間違いがなく奇抜だと思われるような発想でも挑戦できる社会、私も含め管理職にいる我々は、エネルギー溢れる若い芽を摘むことのないようにしなければならない。
許容できる寛大さを持ち、そして安心してチャレンジできる環境を作ることが課題であると思うのです。