前向きにあきらめる。

ある日の朝刊を読んで衝撃が走った。
フェンシングでオリンピックを目指していた三宅選手の大々的なタイトル「前向きにあきらめる」というワードにハッとさせられる。
諦めることを前向きにだなんて今までの概念では考えられない新鮮な感覚は私だけ?!(笑)

彼は東京大会選考レースに出場するため渡米したものの現地のコロナ感染拡大で試合は延期になり帰国しても練習さえできない。
アスリートとして何ができるか…、苦悩しながらも遠征費を稼ぐこと、トレーニングのためとウーバーイーツのアルバイトで良くも悪くも注目を浴びた。
冷やかす人もいれば励ます人もいる。
そんな中でそれを悲観するのではなく「できないものはできないと前向きにあきらめ、今できることを最大限にやるしかない」という記事。

今まで何をやるにも前向きになれ、諦めるなと教育されてきた。
でもこんなふうに言ってもらえたらもっと前向きになるのでは?!と逆発想の素敵な言葉に出会いさらに自己肯定できるような気持ちになれる。
生きていると金銭的、健康、あらゆる環境の理由でどうしてもできないこともある。
そんな時は「前向きにあきらめ」て前を歩いていければいいね♪♪